・インドの名アナウンサーが「ウエズネスディ」?!

国際放送でインド向け放送を担当していた時のこと、ヒンディ語のスタッフは、外国語大学でことばを専攻した日本人のほかに、現地からアナウンサーを招聘して放送に当たっていました。この「招聘アナウンサー」たちは、国営放送では第一級のアナウンサー英国仕込みの発音を基礎に、ワシントンのVOAで修練を積んでから日本へやってくる、という人が殆どです。
こういう人たちと話をしていて不思議なことを発見しました。それは水曜日ということばが出てきた時のことです。私たちは学校でこれを「はサイレントで、『ウエンズデイ』と読むんだよ」と教えられて来ました。ところがこの第一級アナウンサー達は何人も平気な顔をして、『ウエズネスデイ』と言うんです。政府も『ガバルメント』。
これを聞いて驚きました。あの英国の長い間の統治にも関わらず、彼らは自分たちの文化を守って来たのです。